夜空の星

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意外とあてにならない完全失業率

景気の動向で、完全失業率がよく話題になっています。

計算式としては、完全失業者/労働力人口×100ということになっていますが実際にはどうでしょうか。

例えば、新型コロナの場合家族の世話をするために仕事を辞めて転職自体辞めた場合や、職探しをしても今は無理そうだと思って求職自体をやめてしまった場合完全失業者の人数は減ります。

その一方で景気が良くなってきた、あるいは働ける環境が整ってきた場合に新たに職探しを始めた場合は完全失業者の人数は増えます。また、転職しようとしたときに自己都合退職をしてすぐに次の職場に転職しなかった場合にも完全失業者の人数は増えます。

また、会社にいても社内失業者は失業率にはカウントされません。今後早期退職が進んできたときにどうなるでしょうか。

つまり、景気の指標として完全失業率が出ていて、その数値が下がっていても結局社会全体で必要としている仕事が増えているかどうかは分からないということです。

今、仕事で問題となっているのはミスマッチの問題です。必要としている仕事に就ける人材が全くいないし、育てるにも時間がかかる。一方で、機械化や省力化が進んで減っている仕事に募集する人は相変わらず多い。

 

ちゃんとミスマッチを生かして働く人は生き残ると思います。