GPS初戦のスケートカナダのエキシビション。
私は、羽生結弦の新しいEXをとても楽しみにしていた。
昔から、彼が成熟したときにウィルソンの振付で滑るのをずっと待っていた。
Notte Stellata (The Swan)。
曲名を知ったときも、私はああいつもの彼らしいな、とは思っていたけれど。
ここまで、言葉に出来ないほど美しいプログラムを目にするなんて。
彼の今までの全ての技術と感性と美しさが、そこにあった。
曲はタラソワ先生が、世界選手権のときに差し上げたものだと知り、胸がいっぱいになった。
これも何かの巡り合わせなのかなと思う。
このようなプログラムを見られることが、どれほど幸運なことなのか、じっくりと噛み締めたい。